STORY05―地域再生/企業再生
空きテナントで一時的なビジネスを稼働させる!
現在地方のみでなく都市部においても、いわゆるシャッター街などに代表される空きテナントが問題となっています。空きテナントは街の盛況感を失わせるだけでなく、盛況感が失われることで来街者の減少をもたらし、さらにその地域の経済を冷え込ませる悪循環を招きます。空きテナントの問題の多くは、商店主の高齢化・後継者不在による廃業が原因となっています。
chapter1. 空きテナント問題の現状
平成30年の中小企業庁による「商店街実態調査報告書」によれば、調査に協力した商店街の全店舗中、空き店舗率は13.77%となっており、今後の空き店舗の見込みアンケートでは53.7%が増えると答えています。また、盛況感に関するアンケートでは「衰退している」「衰退の恐れがある」が合わせて67.7%を占める状況となっています。
テナントの賃貸借が進まない理由として、店舗の老朽化や貸主に貸す意思がないこと、家賃の折り合いが合わないことが上位を占めており、抜本的な改革は難しい状況であることを示したような回答となっています。
chapter2.来街者の層の問題と来街者の減少。
同「商店街実態調査報告書」の来街者に関する調査によれば、高齢者(84.6%)、主婦(80.2%)、家族連れ(44.7%)となっており、ターゲット設定も主婦(64.7%)、高齢者(61.9%)、家族連れ(44.6%)となっています。そして55.1%が来街者が減ったと答えている。家族連れが第3位と健闘していることに糸口は見えるように思えますが、55.1%の来街者の減少を感じている状況は、やはり高齢者と主婦の層の割合が高いことに一端があります。
楠教育を使って空きテナントで借主が見つかるまで一時的に学習塾を運営!
子どもたちを誘致することで、その家族をターゲットにした施策を追加!
家族連れを商店街に呼び戻そう!
まず賃貸借契約の問題を解決しなければなりませんが、これは上述の通り難しい問題です。
とはいえ空きの状態のまま数年経っている現状があったりもするわけですので、何らかの開店状態をまずは作る必要があります。
そこで楠教育のオンライン個別指導授業の教室として、次の借主が見つかるまでの間、学習塾を貸主様に運営していただきます。
運営とは言っても、面談などの必要な事項に関しては、すべて楠教育のコンサルティングにて対応させていただくので、貸主様は鍵の開け閉めのみをしていただくか、だれか担当の方に委託いただくかだけしていただく形となります。
集客と計画についてもコンサルティングの中で個別で対応させていただきますのでご安心ください。
子どもたちが学習塾に集まるようになれば、送り迎えで保護者様もやってきます。その際晩御飯や日用品などの買い物だけでなく、嗜好品の買い物やウインドウショッピングができる環境を整えていただければ、経済効果が波及していきます。
学習塾とシャッター街が相性が良い理由は、学習塾の長期契約かつ定期通塾契約という点にあります。
長い間、その場所に決まった曜日・時間に通い続けるわけです。その他のビジネスにつなぐにはこれほど良い種まきはありません。
シャッター街で楠教育を活用した学習塾スタート!
長期間定期的に通う子どもたちが発生
送迎などで保護者様も来街者に
若い世代向けの施策で盛況感アップ!!